パソコンを有線LANでホームネットワーク(家庭内LAN)に接続する方法について説明します。


注.ホームネットワークとインターネットの関係
  通常、ホームネットワークはインターネットにつなげて使用します。当ブログでもそうします。
  そのため、当ブログでは、ホームネットワークに接続すれば、暗黙に、インターネットにも
  接続すると考えてください。


1.一番単純なホームネットワークの構成


ホームネットワーク(家庭内LAN)を構築するにあたり、最初に接続するものは、大抵の場合、
パソコンになると思います。


一番単純なホームネットワークは、プロバイダーから提供されたホームゲートウェイに、
有線LAN(LANケーブル)でパソコンを接続したものになります。
以下のようなイメージになります。


150102_01

※上図において、電話機はIP電話でない限り、TCP/IPによる通信を行うわけではないので、

  ホームネットワークにもインターネットにも含まれていないのですが、
  最初はつながっているものを全て含めたほうがイメージしやすいかと思ったので、
  図に含めました。


2.ホームゲートウェイとは?


公衆回線網(インターネット)とホームネットワークの橋渡しを行なう機器のことです。


この機器、呼ばれ方が一定していません。
 ・auひかりでは「ホームゲートウェイ」と呼ばれています。
 ・NTTフレッツ光では「ホームゲートウェイ」と呼ばれることもありますが、
  「ひかり電話ルータ」と呼ばれることもあります。
 ・バッファロー社の製品のマニュアルでは「回線業者(NTT/JCOMなど)の機械」
  と呼ばれています。
 ・ある一般向け解説書では「モデム」と呼ばれていました。


私が現在使用している「ホームゲートウェイ」は、
auひかりのサービスについてくるもので、買い取りではなくレンタルです。
「ホームゲートウェイ」の機種はNEC製 AtermBL172LHV です。


以前使用していたNTTフレッツ光での「ひかり電話ルータ」も、
NTTフレッツ光のサービスに付いてくるもので、買い取りではなくレンタルでした。
「ひかり電話ルータ」の機種は、NTT製 PR-S300SEでした。


ホームゲートウェイの役割は、大まかには、以下の2つです。
 ・ NAT機能付きルーター
 ・ DHCPサーバー


NAT機能付きルーターの役割
 NAT機能付きルーターの役割は、外部ネットワーク(インターネット)と、
 内部ネットワーク(ホームネットワーク)の中間に入って、IPアドレスを変換することです。


 NAT機能付きルーターは、内部ネットワーク(ホームネットワーク)から、
 外部ネットワーク(インターネット)に出ているパケットについては、
 送信元IPアドレスを全て同じIPアドレスに変換します。


150102_03

 ※上図では、111.105.xx.xx というIPアドレス。
  これは世界でただ1つのIPアドレス(グローバルIPアドレス)となっています。


 ※上図では、電話機はTCP/IPによる通信には関係ないので省略しています。


 そのため、逆に、外部ネットワークから入ってきたパケットの送信先IPアドレスも、
 全て同じIPアドレス(上図では 111.105.xx.xx)になっているのですが、
 NAT機能付きルーターが、ポート番号と呼ばれる番号から、
 内部ネットワーク(ホームネットワーク)内のどの機器に送信すべきかを判定し、
 送信先IPアドレスを内部ネットワーク(ホームネットワーク)内のIPアドレスに変換して、
 内部ネットワーク(ホームネットワーク)内の各機器に転送します。


 ※ホームネットワーク内で使用されるIPアドレスは、192.168.xx.xx という形式になっています。
  このIPアドレスは、世界でただ1つではなく、ホームネットワーク内においてただ1つに
  なるようなIPアドレス(ローカルIPアドレス)となっています。


DHCPサーバーの役割
 DHCPサーバーの役割は、内部ネットワーク(ホームネットワーク)内の機器に対して、
 自動的にIPアドレスを割り当てることです。
 自分で、固定のIPアドレスを設定することもできるのですが、その場合、IPアドレスの管理
 (主に重複しないようにすること)を自分で行わなければなりません。
 ホームネットワークに接続する機器のマニュアルでは、ほぼ100%、IPアドレスは、
 DHCPサーバーの機能により自動的に割り当てるのを、標準の設定方法にしています。
 当ブログでも、IPアドレスは、原則、自動割り当てで行います。


3.パソコンを有線LANでホームネットワークに接続する方法


私は、2012年12月にKDDI(au)と契約し、パソコンをホームネットワークおよびインターネット
に接続しています。プロバイダーとしては、Biglobeと契約しています。


※回線業者をKDDIにしようと、NTTにしようと、別途プロバイダーと契約する必要があります。
 2で説明した、ホームゲートウェイのグローバルIPアドレスは、プロバイダーによって
 与えられるものだからです。


KDDIと契約した場合は、ソフトウェア的な設定は必要なく、
ホームゲートウェイとともに送付されてくる「接続設定ガイド」に従って、
下図(1に示したのと同じ図)のようにLANケーブル/電話ケーブルの接続を行い、
ホームゲートウェイ/パソコンの電源を入れるだけです。


150102_01


※Ineternet Explorerでインターネットにアクセスすることは、これだけで可能になります。
 Eメールをするのであれば、別途Eメール用の設定が必要ですが。。。


※NTTと契約していた時(2010年頃なのでもうかなり前になりますが)は、
  ホームゲートウェイ(当時のNTTの用語では「ひかり電話ルーター」)とともに、
  取扱説明書とともに、CD-ROMが提供され、CD-ROMの指示に従って、
  「お客様ID・アクセスキーの入力」を行う必要がありました。
  KDDIに比べて一手間余分にかかるわけですが、特に難しくはありませんでした。

KDDIの場合の接続手順について、少し詳細な説明を以下の記事に書いておりますので、
参考にしてください。
パソコンを有線LANでネットワークに接続



ホームネットワーク構築関連の記事一覧
(1) ホームネットワーク構築/活用方法
(2) パソコンを有線LANでホームネットワークに接続
(3) 無線LAN親機の選定
(4) パソコンを無線LANでホームネットワークに接続
(5) 複数のパソコンをホームネットワークに接続しファイル共有
(6) テレビをホームネットワークに接続
(7) レコーダーをホームネットワークに接続
(8) パソコン上のコンテンツをテレビ/レコーダーで視聴するには
(9) テレビ/レコーダー上の録画番組をパソコンで視聴するには
(10) テレビ/レコーダー上の録画番組を、別のテレビで視聴するには
(11) NASをホームネットワークに接続するには
(12) NASをDLNAサーバーとして使用するには
(13) nasneをホームネットワークに接続
(14) nasneにテレビ番組を録画するには
(15) nasneに録画したテレビ番組をパソコンなどで視聴するには
(16) nasneを使用して放送中のテレビ番組をパソコンで視聴するには
(17) 地デジチューナーを使ってパソコンでテレビ番組を視聴/録画
(18) プリンターをホームネットワークに接続
(19) スマートフォンをホームネットワークに接続
(20) iPhoneのテザリングの機能でパソコンをインターネットに接続
(21) ネットワークカメラをネットワークに接続
(22) スマートフォンと連携可能な機器およびソフトウェア
(23) パソコンでSkypeを使用するには
(24) スマートフォンでSkypeを使用するには
(25) テレビでSkypeを使用するには