ネットワークカメラ IODATA Qwatch TS-WLCAM
において、撮影した静止画および動画を、IODATA製のNASに保存する方法について説明します。
1.オンラインマニュアル
本件に関する仕様の説明は、以下の場所に記載されています。
TS-WLCAMのマニュアルのサイトにおいて
→"TS-WLCAM画面で見るマニュアル"をクリック
→"活用する" をクリック
→"映像を保存する" をクリック
→"NASに写真を保存する" をクリック … 静止画を保存する場合
または
"NASに動画を保存する" をクリック … 動画を保存する場合
2.環境
ネットワークカメラ :IODATA Qwatch TS-WLCAM
NAS :IODATA LANDISK HDL-A2.0
無線LAN親機 :バッファロー WZR-600DHP
パソコン :FUJITSU LIFEBOOK AH77/H
3.NAS側設定手順
(1) IODATA LANDISK HDL-A2.0 に Explorer でアクセスし、
共有フォルダ contents 配下に、新規のフォルダを作成しておく。
ここでは、wlcam という名前のフォルダを作成しておく。
新規のフォルダwlcamを作成した状態(このフォルダはWindowsの通常の手順で作成できる)
4.ネットワークカメラ側の設定手順
(1) Magical Finder を起動する。
(デスクトップ上の mfider312 というフォルダ配下の MagicalFinder.exe をクリック)
(2) ネットワークカメラ TS-WLCAM(私の環境では CAM-B7B9というデバイス名。
下図赤枠で囲った部分)と、
NAS製品 HDL-A2.0(私の環境ではLANDISK-F24A87@...というデバイス名。
下図緑枠で囲った部分)が出てくる。
ネットワークカメラのほうの右の[ブラウザ]ボタン(下図オンレンジ枠で囲った部分)
をクリック。
※また、この時点で表示されている NAS の IPアドレス(上図黄色枠で囲った部分)
を覚えておく。(ここでは、192.168.0.8)
(3) ユーザ名とパスワードを入力する画面となる。
ユーザ名に admin を指定し(下図赤枠で囲った部分)、
パスワードには
・TS-WLCAMのMACアドレス(出荷時から変更していない場合。TS-WLCAMの背面
に印刷されている)、または、
・ネットワークカメラ IODATA Qwatch TS-WLCAM パスワード変更方法
で設定したパスワード
を指定し(下図緑枠で囲った部分)、[OK](下図黄色枠で囲った部分)をクリック。
(4) Webブラウザが自動的に起動し、TS-WLCAMが撮影しているリアルタイムの映像が出てくる。
[設定](下図赤枠で囲った部分)をクリック。
(5) [システム](下図赤枠で囲った部分)をクリックし、
[NAS保存設定](下図黄色枠で囲った部分)をクリックする。
(6) IPアドレスの欄には(2)のIPアドレスを、
共有フォルダ名とフォルダ名には3で指定してものを指定する。
(下図赤枠で囲った部分)
(7) ステータスの表示が、「非接続」だったのが、
「設定を反映するのに時間がかかりますので、しばらく待ってから画面を更新してください。」
になる。
(8) 数分待った後、画面上のほうで ALTキーを押して Internet Explorer のツールバーを表示し、
[表示](下図赤枠で囲った部分)をクリックし、
[最新の情報に更新](下図黄色枠で囲った部分)をクリックする。
(9) ステータスの表示が、「接続」に変わる。(下図赤枠で囲った部分)
5.静止画を保存する手順
4の設定に引き続き行った場合の手順で説明する。
(1) [LiveView](下図赤枠で囲った部分)をクリックして、画面を、ネットワークカメラ(TS-WLCAM)
のリアルタイムの映像の戻す。
(2) 撮影したいタイミングで、[NASへ写真を保存]ボタン(下図赤枠で囲った部分)をクリック。
小さくて見づらいので、拡大すると以下のとおり。
(3) 「画像を保存しました」という小さいウィンドウが表示されるので、
[OK](下図赤枠で囲った部分)をクリック。
(4) Explorerで NAS製品 IODATA LANDISK HDL-A2.0 に 3で作成したフォルダ wlcam に
アクセスしてみると、
その配下に IPCamera_Record というフォルダが生成され、
さらにその配下に TS-WLCAMのデバイス名(CAM-B7B9)のフォルダが生成され、
さらにその配下に 日付(2014_02_22)のフォルダが生成され、
さらにその配下に shapshot-001 というフォルダが生成され、
その配下に Record- の後に日時の情報が入った名前の、写真ファイルが生成されている。
(下図の例では、Record-2014-02-22_22-18-59.jpg)
(5) 上記のファイルをダブルクリックすると、写真が表示される。
→NAS配下に写真が保存されていることが確認できた。
6.動画を保存する手順
5に引き続き行った場合の手順で説明する。
(1) 撮影したいタイミングで、[NASへ録画]ボタン(下図赤枠で囲った部分)をクリック。
小さくて見づらいので、拡大すると以下のとおり。
(2) [NASへ録画]ボタンの色が、青を基調とした絵柄に変わる。
これは、ネットワークカメラが録画中であることを示している。
(3) 録画を終了したいタイミングで、再度[NASへ録画]ボタンをクリック。
[NASへ録画]ボタンが元の色および絵柄に戻る。
これは、ネットワークカメラの録画が終了したことを示す。
(4) Explorerで NAS製品 IODATA LANDISK HDL-A2.0 に 3で作成したフォルダ wlcam に
アクセスしてみると、
その配下に IPCamera_Record というフォルダが生成され、
さらにその配下に TS-WLCAMのデバイス名(CAM-B7B9)のフォルダが生成され、
さらにその配下に 日付(2014_02_22)のフォルダが生成され、
さらにその配下に record-001 というフォルダが生成され、
その配下に Record- の後に日時の情報が入った名前の、動画ファイルが生成されている。
(下図の例では、Record-2014-02-22_22-37-57.avi)
(5) 上記のファイルをダブルクリックすると、動画が再生される。
→NAS配下に動画が保存されていることが確認できた。
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