ソニーnasne(ナスネ)のメディアストレージ機能の概要を説明します。



1.メディアストレージ機能とは?


nasneについては、今まで以下の機能を紹介してきました。
 (1) テレビ番組の録画
 (2) 録画した番組の配信(DTCP-IP対応DLNAサーバ機能)


nasneは、それに加えて、以下の機能も提供しています。
 (3) テレビの録画番組以外のコンテンツ(動画/静止画/音楽)を保存
 (4) それらのコンテンツの配信(DLNAサーバー機能)


(3)(4)の機能のことを、nasneでは、メディアストレージ機能(あるいはメディアサーバー機能)
と呼んでいます。


※ここで(2)(3)で「配信」と呼んでいるものは、外部のネットワークへの配信ではなく、
 ホームネットワーク内の DLNAクライアントへの配信という意味です。


 つまり、ホームネットワーク内のDLNAクライアントから、コンテンツを視聴(再生)
 できるようにする機能という意味です。


 外部ネットワークへの配信も可能にはなっているようで、その機能については、
 「Anytime Access(エニイタイムアクセス)」という名前がついているようです。
 しかし、その機能を使うには、PS Vita または Android搭載のスマートフォンが必要なようで、
 私はいずれも持っていないため、本ブログでは対象外とさせていただきます。


※DLNAの一般的な話については、以下の記事を参考にしてください。
 ・DLNA と DTCP-IP について
  



2.ネットワーク構成図


今回、私のほうで、nasneのメディアストレージ機能の検証をした時のネットワーク構成図は
以下のとおりです。

140201_15


3.コンテンツを nasne上に保存する方法


Windows パソコン上のコンテンツ(動画/静止画/音楽)を、
nasne に転送/保存する方法について説明します。


(1) Windows パソコンと同じホームネットワーク内において、
  「ソニー nasne(ナスネ):接続から起動まで」に記載した設定を行う。
  ※テレビの接続は行わなくてもよいです。


(2) Windows パソコンにおいて Explorer で、
  [ネットワーク]→[NASNE-xxxxxx]→[share1]の順にクリック。(下図赤枠で囲った部分)
  
  注1. 正確には、[ネットワーク]と[NASNE-xxxxxx]に関してはその左の「>」マークをクリック。
  注2. xxxxは、nasneのMACアドレスの下位3バイトを16進数で表したもの。


  以下のような画面になる。
140201_02


(3) 動画を再生する場合は[VIDEO]フォルダを、
  写真を再生する場合は[PHOTO]フォルダを、
  音楽を再生する場合は[MUSIC]フォルダをクリック。
  ここでは、[MUSIC]フォルダ(下図赤枠で囲った部分)をクリック。
140201_12


(4) 最初、[MUSIC]フォルダ配下は、空の状態。
140201_13


(5) パソコン上の音楽ファイルを、ドラッグ&ドロップで、[MUSIC]フォルダ配下にコピー。
  ここでは、「01 粉雪.m4a」と「Kalimba.mp3」を、ドラッグ&ドロップでコピーし、
  以下のような状態となった。
140201_14


これで、Windows パソコン上の音楽の、nasne に転送/保存は完了です。
動画と静止画についても、同様な方法(つまりWindowsの普通のコピー機能)で、
nasneに転送/保存することができます。



4.nasne上に保存したコンテンツの再生方法


4.1 WindowsのExplorerの機能でファイルにアクセスしてから再生


WindowsのExplorerの機能(内部的には Samba(サンバ) の機能)でファイルにアクセスしてから
再生する手順は以下のとおり。(この方法では、DLNAの機能は使っていません)


(1) Windows パソコンにおいて Explorer で、
  [ネットワーク]→[NASNE-xxxxxx]→[share1]の順にクリック。(下図赤枠で囲った部分)
  
  注1. 正確には、[ネットワーク]と[NASNE-xxxxxx]に関してはその左の「>」マークをクリック。
  注2. xxxxは、nasneのMACアドレスの下位4バイトを16進数で表したもの。

  以下のような画面になる。
140201_02


(2) 動画を再生する場合は[VIDEO]フォルダを、
  写真を再生する場合は[PHOTO]フォルダを、
  音楽を再生する場合は[MUSIC]フォルダをクリック。
  ここでは、[VIDEO]フォルダ(下図赤枠で囲った部分)をクリック。
140201_03


(3) VIDEOフォルダ配下の動画ファイル一覧が表示される。
  再生したいファイルをクリックする。
  ここでは、例として、MVI_0703.MOV(デジカメで撮影した動画)をクリック。
140201_04


(4) MVI_0703.MOV が再生された。私の環境では、このファイルにPowerDVD 13 Ultra が
  関係づいているので、PowerDVD 13 Ultra で再生された。
140201_05


(5) もう1個、例として、Wildlife.wmv(Windowsに含まれていたサンプル動画)をクリック。
140201_06


(6) Wildlife.wmv が再生された。私の環境では、このファイルに Windows Media Player が
  関連づいているので、Windows Media Player で再生された。
140201_07



4.2 DLNAの機能で転送しながら再生する方法


DLNAクライアントソフトを起動し、そのDLNAクライアントソフトの機能で、
nasne上のファイルにアクセスすれば、nasne上のファイルをDLNAの機能で、
パソコン上に転送しながら、そのファイルを再生する動作となります。


DLNAクライアントソフトとしては、以下のものが使用可能です。
 ・PowerDVD 13 Ultra
 ・SoftDMA 2
 ・DiXiM Digital TV Plus

 ・Windows Media Player

ここでは、PowerDVD 13 Ultra を使用した例を示します。


(1) [スタート]ボタン → [すべてのプログラム] → [CyberLink PowerDVD 13] →
  [CyberLink PowerDVD 13] の順にクリック。

PowerDVD 13 Ultraの起動方法

(2) PowerDVD 13 ultra が起動する。 
  [ホームメディア(DLNA)](下図赤枠で囲った部分)をクリック。
  →DLNAサーバー一覧が表示される(下図黄色枠で囲った部分)。
140112_19

(3) DLNAサーバー一覧の中の[nasne](下図赤枠で囲った部分)をクリック。
140112_20


(4) [ビデオ]、[フォト]、[ミュージック]のうちどれか1つを選ぶようになっている。
  [ビデオ](下図赤枠で囲った部分)をダブルクリック。
140112_21


(5) [すべて](下図赤枠で囲った部分)をダブルクリック。
140201_08


(6) nasne配下に保存した動画の一覧が表示される。(テレビの録画番組と、パソコン上から
  コピーしてきた動画が混在した状態で表示される)
  ここでは、例として、Wildlife in HD(Windowsに含まれていたサンプル動画。ファイル名
  としてはWildlife.wmv)をダブルクリック。
140201_10


(7) Wildlife.wmv が再生される。
140201_11



各DLNAクライアントソフトの使用方法の詳細については、以下の記事を参照してください。
 ・PowerDVD 13 Ultra → PowerDVD 13 ultra の使い方-DLNAクライアント機能-
 ・SoftDMA 2 → SoftDMA 2 の使い方-DTCP-IP対応DLNAクライアント機能-
 ・DiXiM Digital TV Plus 
       → DiXiM Digital TV plus で、テレビの録画番組以外の動画を再生する方法
 ・Windows Media Player 
       → これについては、説明記事を書いていませんでした。
         簡単に手順を書くと以下のとおりです。
          (1) Windows Media Player を起動
          (2) DLNAサーバーを選択(ここでは[nasne]をクリック)
          (3) [音楽]、[ビデオ]、[画像]のうち、見たいコンテンツの含まれている
            カテゴリをクリック。
          (4) コンテンツ一覧が出てくるので、見たいコンテンツクリック。


※DLNAの機能で転送しながら再生する場合は、再生できない(あるいはファイル名を参照する
 ことができない)コンテンツが出てくることがあります。
 例えば、上記の例では、PowerDVD 13 Ultraでは、MVI_0703.MOV(デジカメで撮影した動画)
 が、動画一覧の中に出てきませんでした。


 テレビの録画番組と、それ以外のコンテンツが、同じソフトウェア/同じ手順でアクセスできる
 という点では、4.2のDLNAの機能で転送しながら再生(つまりDLNAクライアントソフトを起動
 してから再生)する方法のほうが便利なのですが、それができないコンテンツについては、
 4.1のWindowsのExplorerの機能でファイルにアクセスしてから再生する方法を使うことに
 なると思います。


4.3 パソコン以外のDLNAクライアントを使用する場合


nasne も DLNAサーバーのうちの1つになるというだけのことで、従来と使用方法が変わる
わけではありません。各DLNAクライアントの使用法は以下の記事を参照してください。


 ・東芝レグザ → 東芝 REGZA 32J7 DLNAクライアント機能
 ・Panasonic VIERA → Panasonic VIERA X50 のDLNAクライアント機能
 ・Panasonic DIGA → Panasonic DIGA DMR-BWT520 のDLNAクライアント機能
 ・バッファロー LT-V200 → バッファロー LinkTheater LT-V200 DLNAサーバー上のコンテンツを再生する方法



5.メディアサーバーとしての設定を変更する方法


nasneでは、メディアサーバーとしての設定を変更しなくても、上記4までの機能を使用する
ことができますが、多少の設定変更を行うこともできます。

ここでは、メディアサーバー名を変更する方法を紹介します。


(1) 「ソニー nasne(ナスネ):Windowsでの設定画面の出し方」に記載した方法で、
  nasneの設定画面を出す。
  [メディアサーバー設定](下図赤枠で囲った部分)をクリック。
140201_16


(2) メディアサーバー設定の画面になる。
  [メディアサーバー名]の初期値は「nasne」になっている。(下図赤枠で囲った部分)
140201_17


(3) [メディアサーバー名]を「nasda」に変えて(下図赤枠で囲った部分)、
  [適用](下図黄色枠で囲った部分)をクリック。
140201_18


(4) 「メディアサーバー名 適用されました」というメッセージが書かれた、
  小さいウィンドウが表示される。[OK](下図赤枠で囲った部分)をクリック。
140201_19


(5) PowerDVD 13 Ultra などに表示される DLNAサーバー名が、「nasne」ではなく、
  「nasda」に変更されている。
140201_20



関連商品紹介サイト
[nasne 1TBモデル]


ソニー nasne(ナスネ)関連の記事一覧
(1) ソニー nasne(ナスネ):購入
(2) ソニー nasne(ナスネ):接続から起動まで
(3) ソニー nasne(ナスネ):Windowsでの設定画面の出し方
(4) ソニー nasne(ナスネ):システムソフトウェアのアップデート
(5) ソニー nasne(ナスネ):レコーダー設定
(6) ソニー nasne(ナスネ):ネットワーク構成図
(7) ソニー nasne(ナスネ):番組表から録画予約
(8) ソニー nasne(ナスネ):番組検索から録画予約
(9) ソニー nasne(ナスネ):放送中の番組を録画する方法と、録画を番組の途中で打ち切る方法
(10) ソニー nasne(ナスネ):録画した番組を削除する方法
(11) ソニー nasne(ナスネ):テレビに接続する必要はあるのか?
(12) ソニー nasne(ナスネ):録画した番組をパソコン上でSoftDMA 2 を使用して再生
(13) ソニー nasne(ナスネ):録画した番組をパソコン上でPowerDVD 13 Ultra を使用して再生
(14) ソニー nasne(ナスネ):録画した番組をパソコン上でDiXiM Digital TV Plus を使用して再生
(15) DiXiM BD Burner 2013 ダウンロード型ムーブ(nasneから)
(16) ソニー nasne(ナスネ):録画した番組を東芝 REGZA 32J7 を使用して再生
(17) ソニー nasne(ナスネ):録画した番組をPanasonic VIERA X50 を使用して再生
(18) ソニー nasne(ナスネ):録画した番組をPanasonic DIGA DMR-BWT520 を使用して再生
(19) nasneのライブチューナ機能:放送中の番組をパソコン上でSoftDMA 2 を使用して見る
(20) nasneのライブチューナ機能:放送中の番組をパソコン上でPowerDVD 13 Ultra を使用して見る
(21) nasneのライブチューナ機能:放送中の番組をパソコン上でDiXiM Digital TV Plus を使用して見る
(22) ソニー nasne(ナスネ):メディアストレージ機能
(23) ソニー nasne(ナスネ):メディアストレージ機能で再生可能なデータ形式
(24) ソニー nasne(ナスネ):ファイルサーバー機能
(25) 録画モードと、録画に必要なHDD容量
(26) nasne から DiXiM BD Burner 2013 でPC上のBDにムーブ(ダビング)するのにかかる時間(無線LAN環境)
(27) ソニー nasne(ナスネ):ファイル転送速度(ファイル転送性能)
(28) ソニー nasne(ナスネ):まとめ
(29) nasneに録画したテレビ番組をパソコン上でPowerDVD 14 Ultra を使用して再生
(30) nasneが受信した放送中のテレビ番組をパソコン上でPowerDVD 14 Ultraを使用して視聴
(31) DiXiM BD Burner 2013 ダウンロード型ムーブ(追加でムーブ/まとめてムーブ)
(32) PowerDVD 15 Ultra と nasne の連携(放送中のテレビ番組視聴)