NAS製品 バッファロー LinkStation LS-V2.0TLJ および LS-V1.0TLJ 
 
のWebアクセス機能は、「バッファロー LinkStation LS-V2.0TLJ Webアクセス機能
で、一度、紹介しました。

しかし、その時点では、パソコンアクセスできることを確認しただけで、
スマートフォンからアクセスすることは試していませんでした。


今回スマートフォンからアクセスする機能を試してみました。
スマートフォンとしては iPhone を使いました。
iPhoneからアクセスする場合、WebAccess i という専用のアプリを使用します。


この記事では、LS-V2.0上のファイルをiPhoneから参照(再生)する方法を説明します。
※iPhoneへのダウンロードや、iPhoneからのアップロードもできるようですが、
  それらについては、また別記事で。

結果概要

 ・設定方法が難解
 ・動画は正常な形では参照(再生)できない場合があった。
 ・それ以外のファイル(テキスト、写真、音楽、Word、Excel、PowerPoint、PDF)は
  正常に参照(再生)することができた。



手順および詳細な結果


1.NAS( バッファロー LinkStation LS-V2.0TLJ Webアクセス機能 )
  への設定


バッファロー LinkStation LS-V2.0TLJ Webアクセス機能
の「1.設定方法」と同じ。



2.各種ファイルを用意


共有フォルダ share配下のサブフォルダ work に、以下のファイルを置いた。

test2.txt ... テキストファイル
MOVI_0703.MOV ... 動画(MOV形式)
bear.mp4 ... 動画(mp4形式)
Wildlife.wmv ... 動画(wmv形式)
IMG_0468.JPG ... 写真
Kalimba.mp3 ... 音楽
word3.docx ... Word文書
excel4.xlsx ... Excelファイル
PP5.pptx ... PowerPointファイル
PowerDVD_JPN.pdf ... PDFファイル


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※仕様上、参照(再生)可能なファイル形式に制限があります。
 この機器のマニュアルにおいて、
 「Webアクセスの初期設定手順」の下の「iPhone/iPod touch/iPadでの使用手順」をクリックし、
 「Chapter 2 WebAccess iでできること」をクリックして出てくるページに記載されています。

 上記のファイルの中では、wmv形式のファイルは、仕様上参照不可能なはずです。
 それ以外のファイルは、仕様上は参照可能なはずです。


3.iPhoneで WebAccess i を使用するための準備


iPhoneで WebAccess i を使用するには、WebAccess i をダウンロードする必要があります。


(注意) SmartPhone Navigator について

 この機器のマニュアルには、
   「SmartPhone Navigator のダウンロード」と、
   「SmartPhone Navigator による初期設定」を
 行う必要があるように記載されています。

 しかし、実際に試してみたところ、SmartPhone Navigatorで行う初期設定とは、
 NAS( LS-V2.0TLJ )にアクセスするときの、パスワードと、BuffaloNAS.comネームの設定で、
 かつ、それはパソコンでWebアクセス機能を使用した時と共通のものになっていました。

 私の実際の経験としては、以下のようになりました。
   ・パスワードは、1の時はデフォルトの "password" を使っていた。
    SmartPhone Navigatorで別のパスワードを設定すると、
    1の処理を再度行う場合のパスワードが、
    SmartPhone Navigatorで設定したものに上書きされていた。
   ・BuffaloNAS.comネームについては、1で設定した値を、
    SmartPhone Navigatorで再度設定しようとすると、
    既に設定済みであるといったエラーが表示された。 

 既に1を行っている人は SmartPhone Navigator は必要ないと思われますので、
 ここでは省略します。


3.1 WebAccess i をダウンロード


(1) iPhoneのホーム画面で、[App Store]をタップ。
IMG_0202


(2) [検索]をタップ。
IMG_0203


(3) 検索文字列として「webacc」と入力(赤枠で囲った部分)。
  検索されて出てきたものの中から、[webaccess i](紫枠で囲った部分)をタップ。
IMG_0215


(4) WebAccess i のダウンロード画面となる。[無料]をタップ。
IMG_0216


(5) [無料]の文字列が、[インストール]に変わる。 [インストール]をタップ。
IMG_0217


(6) Apple ID のパスワードの入力を要求されるので、Apple ID のパスワードを入力する。
  図は省略。


(7) WebAccess i のインストールが完了する。完了すると以下のような画面となる。
IMG_0219


(8) ホーム画面に戻り、ホーム画面の2ページ目以降を見てみると、以下のように、
  WebAccess i のアイコンが生成されている。
IMG_0220


3.2 ファイアウォールで WebAccess i が使用できない地域で、
   WebAccess i を使用するための設定


通常は、この機器のマニュアル
 →iPhone/iPod touch/iPadの使用手順
 →Chapter 1 WebAccess i を使用するための操作
に記載されている方法で、NAS( LS-V2.0TLJ )にアクセスできるものと思われます。


私の場合は、上記手順に従うと、「ログイン手順」の1を実行したときに、
BuffaloNAS.com ネームを入力する画面となったのですが、
BuffaloNAS.comネームを入力して[Next]をタップすると、
iPhoneのホーム画面に戻ってしまう(何度やってもそうなる)という現象が発生しました。


私の場合、この機器のマニュアル
 →iPhone/iPod touch/iPadの使用手順
 →Chapter 3 付録
に記載されている「ファイアウォールでWebAccess iが使用できない地域」に該当して
いたようで、下記の 3.2.1 および 3.2.2 の処理を行う必要がありました。


3.2.1 ルーターに対してポート番号開放処理を行う


上記「Chapter 3 付録」部分には明には書かれていないですが、ルーターに対して、
ポート番号を開放する処理が必要でした。

ポート番号は、バッファローのサポートに電話で問い合わせたところ 9000 を使用する
とのことだったので、9000 を使用しました。
※しかし、理屈的には、ルーターへの開放処理で指定したものと、WebAccess i で指定した
 ものが一致していればいいようにも思えるので、必ずしも 9000 である必要はないかも
 しれません。


ルーターに対してポート番号開放処理を行う方法については、
ネットワークカメラ PLANEX CS-WMV043G-NV 外部ネットワークから接続
を参照してください。


今回最終的には、[ポートマッピング設定]に以下の赤枠で囲った部分のエントリが
追加された形になっています。
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3.2.2 WebAccess i に対する設定


(1) iPhoneのホーム画面において、WebAccess i のアイコンをタップ。
IMG_0257


(2) [説明をスキップ]をタップ。
IMG_0259

(3) 「ようこそ」という画面になる。[閉じる]をタップ。
IMG_0260


(4) 「ホーム」という画面になる。[LinkStation/TeraStation]をタップ。
IMG_0261


(5) BuffaloNAS.comネームを入力する場面になる。[閉じる]をタップ。
IMG_0262


(6) 「[+]ボタンを押して、ストレージを登録してください。」という画面が出る。[+]をタップ。
※この部分の画面はコピーし忘れました。申し訳ありません。

(7) 以下のような、登録画面が出てくる。
IMG_0264

(8) ホスト名として、IPアドレスを使用するので、
  内部ネットワークからアクセスする時に使うストレージと、
  外部ネットワークからアクセスする時に使うストレージの2つを作って、
  使い分ける必要がある。

  まず、内部ネットワークからアクセスする時に使うストレージを作成する。
  入力値を以下のようにして、[完了]をタップする。
   ・名称:naibu
   ・DNSサービスを利用:オン
   ・ホスト名:内部ネットワークでのNAS( LS-V2.0TLJ )のIPアドレス
         ( ここでは 192.168.0.6 )
   ・ポート番号:上記3.2.1でルーターに指定したもの。(ここでは 9000)
IMG_0265


(8) ストレージ一覧の画面になる。
  内部ネットワークからアクセスする時に使うストレージ naibu が作成されている。
  再び[+]をタップ。
IMG_0266


(9) (7)と同じ画面が再度出てくる。[閉じる]をタップ。


(10) 外部ネットワークからアクセスする時に使うストレージを作成する。
  入力値を以下のようにして、[完了]をタップする。
   ・名称:gaibu
   ・DNSサービスを利用:オン
   ・ホスト名:外部ネットワークでのNAS( LS-V2.0TLJ )のIPアドレス
         ( 具体的な値は伏せておきます )
   ・ポート番号:上記3.2.1でルーターに指定したもの。(ここでは 9000)
IMG_0267


(11) ストレージ一覧の画面になる。
  内部ネットワークからアクセスする時に使うストレージ naibu と
  外部ネットワークからアクセスする時に使うストレージ gaibu が作成されている。
IMG_0268

※これで WebAccess i に対する設定は完了。



3.3 WebAccess i を使用して、NAS( LS-V2.0TLJ )にログイン


(1) 3.2(11)の状態から、NAS( LS-V2.0TLJ )にログインする方法を示す。

  現在 iPhoneが置かれている場所が、内部ネットワークであれば naibu を、
  外部ネットワークであれば gaibu をタップすれば、
  NAS( LS-V2.0TLJ )にログインすることができる。

  この時点では、LTEと表示されており、携帯回線でつながっているため、
  iPhoneは外部ネットワークにあることになるので、gaibu をタップ。
IMG_0268_1


(2) 共有フォルダ share が表示された。
  NAS( LS-V2.0TLJ )へのログイン自体は、これで成功。
  共有フォルダ share をタップする。
IMG_0269


(3) 共有フォルダ share 配下のサブフォルダが表示される。
  今回テストしたいファイルは、サブフォルダ work 配下に置いたので、work をタップする。
IMG_0270


(4) サブフォルダ work 配下のファイルが表示される。
IMG_0271



4.iPhoneからWebAccess iを使用して各種ファイルを参照


3.3(4)の状態から、各ファイルを参照できるかをテストした。


4.1 iPhoneからテキストファイルを参照


「test2.txt」をタップする。以下のように表示された。
IMG_0289

分かりにくいが、これで正常。
この画面を閉じるには、左上の work をタップ。


4.2 iPhoneから動画を再生


「MOVI_0703.MOV」をタップすると、以下のように表示された。
IMG_0273

上図を見ただけでは正常に再生できているように見えるが、実際には、動画が少し進むと
すぐ止まってしまう。放置しているとまた動きだすのだが、正常に再生できているとは
言い難い状況。
この画面を閉じるには、左上の[完了]をタップ。



「bear.mp4」をタップすると、以下のよう表示された。
IMG_0274

これは、正常に再生できた。
この画面を閉じるには、左上の[完了]をタップ。



「Wildlife.wmv」をタップすると、以下のように表示された。
IMG_0276

ファイル形式がどうだという以前に、ファイルが大きすぎるということでエラーになった。
[OK]をタップして、この画面を閉じた。



4.3 iPhoneから写真を参照


「IMG_0468.JPG」をタップすると、以下のように表示された。
IMG_0277

これで正常。左上の work をタップして、この画面を閉じた。



4.4 iPhoneから音楽を再生


「Kalimba.mp3」(赤枠で囲った部分)をタップ。
IMG_0278

上図紫枠で囲った部分が、IMG_0291からIMG_0291_1に変わった。(上図は変わった後の状態)
音楽は正常に再生された。

音楽を止める場合は、IMG_0291_1をタップする。そうすると、以下の画面となる。
IMG_0292

上図で赤枠で囲った部分をタップすると、IMG_0292 - コピーIMG_0293_1に変わって、以下の状態となる。
IMG_0293

上図で[閉じる](黄色枠で囲った部分)をタップすると、元のファイル一覧に戻る。


4.5 iPhoneからWord文書を参照


「word3.docx」をタップすると、以下のように表示された。
IMG_0280

これは正常。この画面を閉じるには、左上の[work]をタップ。



4.6 iPhoneからExcelファイルを参照


「excel4.xlsx」をタップすると、以下のように表示された。
IMG_0285

分かりにくいが、これで正常。この画面を閉じるには、左上の[work]をタップ。



4.7 iPhoneからPowerPointファイルを参照


「PP5.pptx」をタップすると、以下のように表示された。
IMG_0286

これは正常。この画面を閉じるには、左上の[work]をタップ。



4.8 iPhoneからPDFファイルを参照


「PowerDVD_JPN.pdf」をタップすると、以下のように表示された。
IMG_0287

これは正常。この画面を閉じるには、左上の[work]をタップ。



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(14) LS-V2.0TLJ、LS-V1.0TLJ上のファイルをiPhoneから操作(WebAccess i 使用)
(15) LS-V2.0TLJ、LS-V1.0TLJ:iTunesサーバー機能
(16) LS-V2.0TLJ、LS-V1.0TLJ:PC連動電源機能

(17) LS-V2.0TLJ、LS-V1.0TLJ:タイマーON/OFF機能
(18) LS-V2.0TLJ、LS-V1.0TLJ:ダイレクトコピー機能
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