本ブログの「HDL-A2.0」のカテゴリーで、IODATA LANDISK HDL-A2.0 の紹介をしました。

しかし、現在、IODATA社のネットワークハードディスクのページには、
IODATA LANDISK HDL-A2.0 の情報が記載されていません。


なぜそうなのかと言うと、HDL-Aシリーズのページに出ているとおり、
HDL-Aシリーズの製品が全て生産終了となり、
HDL-ASシリーズの製品が後継製品となったからです。
具体的には以下のとおり。


型番 備考
HDL-A1.0 2013/4/10 生産終了 後継製品 HDL-A2.0S
HDL-A2.0 2013/5/29 生産終了 後継製品 HDL-A2.0S
HDL-A3.0 2013/5/29 生産終了 後継製品 HDL-A3.0S

ただし、実際のところ、HDL-Aシリーズは、Amazonなどではまだ販売はされています。


そのため、これから NAS を導入しようと考えている人は、
HDL-Aシリーズと、HDL-ASシリーズのどちらを選択すべきか迷うと思います。


そこで、HDL-Aシリーズと、HDL-ASシリーズの機能の差を調べてみました。
(と言っても、IODATA社のサイトを見ただけですが)


1.HDL-AシリーズとHDL-ASシリーズの機能差


HDL-AシリーズとHDL-ASシリーズの機能差は、HDL-ASシリーズのページに記載されています。
以下のとおりです。


 本製品(HDL-ASシリーズ)はHDL-Aシリーズに「Acronis True Image 2013」を添付した
 モデルです。その他、製品仕様などはHDL-Aシリーズと同じです。


「Acronis True Image 2013」の機能概要は、
HDL-ASシリーズの特長を記載したページに記載されています。
以下のとおりです。


 <主な機能>
 ・イメージバックアップ
  ファイルだけでなく、オペレーティングシステムやアプリケーション、
  各種設定情報などを含む、すべてのデータを正確に復元できます。
  ソフトウェアの再インストールも、一切必要ありません。


 ・ノンストップバックアップ
  作業により発生する変更を継続的に(5分間隔)記録することで、すべてのファイル、
  フォルダ、またはシステム全体を、特定の時点の状態に戻すことできます。


 ・Try&Decide 機能
  新しいソフトウェアの試用や、安全性を確認できていないウェブサイトへアクセスする際、
  PC環境に影響を与えることなく、試すことができます。後からその変更を実稼働環境に
  反映するか、または破棄するかを選択できます。


 ・データ同期
  最新の同期技術により、高速で安全に、そして驚くほど簡単にデータの同期が行えます。
  選択したファイルが自動で楽々と、シームレスに、お持ちのデバイス間で同期されます。


2.HDL-Aシリーズと、HDL-ASシリーズの価格の差


 HDL-A2.0 と HDL-A2.0S の Amazon での 2013.9.26時点での価格は以下のとおりです。
 
 HDL-A2.0 ..... 15,800円
 HDL-A2.0S ... 18,929円


3.HDL-Aシリーズと、HDL-ASシリーズのどちらが良いか?


HDL-Aシリーズと、HDL-ASシリーズのどちらが良いかは、
HDL-ASシリーズに追加されている機能「Acronis True Image 2013」が、
3,129円の価格の差に見合うかどうかに依存すると思います。


このような機能が欲しいと思っていた人ならば、HDL-ASシリーズのほうが良いのだろう
と思います。


私の場合は、以下の理由で、現状はどの機能も必要ないので、既に購入済の HDL-A2.0で
十分です。


 ・イメージバックアップについて
  パソコン(FUJITSU LIFEBOOK AH77/H)にプレインストールされていた、
  バックアップナビというソフトの「パソコンの状態」のバックアップの機能と同等の
  ように思えます。
  私は既にこの機能を使ってバックアップを行っていて(頻度は数か月に1回と少ない
  すが)、これで十分と思えているので、同等の機能のソフトは必要ないです。


 ・ノンストップバックアップについて
  機能的には、Windowsに標準で含まれている「システムの復元」([スタート]→
  [すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システムツール]→[システムの復元]の
  順にクリックして起動)に近いと思います。
  「システムの復元」はかなり大刻みの時刻でしか復元できないので、5分間隔でどの時点
  にでも戻せるというのは、人によってはありがたい機能になるのかもしれません。
  しかし、私は、個人的には、そこまで小刻みに復元できる必要はないです。


 ・Try&Decide 機能について
  私は今のところ、特にマニアックなソフトウェアを試用したり、特に怪しげウェブサイト
  にアクセスすることはないので、安全性を確認するための環境は特に必要ないです。


 ・データ同期について
  同期の機能であれば、HDL-Aシリーズでも、Sync witch は使えます。
  「IODATA LANDISK HDL-A2.0-7.5 Sync with-」参照。
  おそらく、「Acronis True Image 2013」の同期の機能は、Sync withよりも進んだ
  ものだと思いますが、私は同期の機能を使う必要性が今のところ無いので、
  この機能も特に必要ないです。



Amazonでの関連商品の紹介ページ
[ IODATA LANDISK HDL-A2.0 ]


[ IODATA LANDISK HDL-A2.0S ]